錆は見えないコスト。車両下部洗浄設備を導入

ワンロジスティクス

冬場に寒冷地を走るトラックは、道路に撒かれる凍結防止剤(塩化カルシウム=通称「塩カル」)の影響が避けられません。塩カルには雪を溶かす効果がありますが、同時に金属の腐食を促す性質があり、走行中にトラック下部に付着するとサビの原因となります。
このサビを放置すると、車体の鉄部分やボルトの劣化が進み、修理コストが増加するだけでなく、車両の寿命にも影響を及ぼします。また、トラック下部のサビが直接的に衛生面へ影響を与えるものではありませんが、サビによって床に穴が開くと、そこから水が浸入し、床板の腐食や虫の侵入といったリスクにつながります。
こうしたリスクを未然に防ぐため、ワンロジでは富山西センターと太田営業所に「車両下部洗浄装置」を導入。今後新設するセンターにも標準装置として順次導入を予定しています。

洗車は“ルール”より“文化”

もともと寒冷地方面から戻ったドライバーたちの間では、明確なルールがなくても帰庫後すぐに洗車する習慣が根付いていました。また、雨の後や少しでも汚れが目立てば、自然と声を掛け合いながらトラックをきれいに保つ意識が、現場に浸透しています。
機械導入前は、洗車後にさらにスチームを使って下部を手作業で洗い流す、15分ほどの追加作業が発生していました。今回の装置導入により、その負担が大幅に軽減されただけでなく、これまで手が届きにくかった車両の真下までしっかりと洗浄できるようになりました。

車を大切にすることは、仕事への誇り

車両を大切に扱う姿勢は、自分の仕事に誇りを持つことにもつながります。
サビひとつ取っても、そこには作業時間、整備コスト、衛生管理、そして職場文化といった、さまざまな要素が詰まっています。見えない部分にも手をかける意識を、これからも大切にしていきます。

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